誰にでも作れる鉱石ラジオ
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特殊な部品を出来るだけ使わないで
鉱石ラジオ(ゲルマニュームラジオ)を作ってみました。
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右がアンテナ、左がアースです。
アンテナは高くて長いほうが良く聞こえますので
太めのビニール電線を屋根の上に放り投げるなど工夫して下さい。
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アースは湿った地面に鉄筋などを打ち込んで作ります。
現在では水道の蛇口はアースの役に立ちませんので念のため。
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放送局を選ぶ同調回路は、直径3Cmくらいの塩ビパイプにに巻いたコイルのみです。
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写真のコイルは0.3mmΦのエナメル線を450回ほど巻きました。
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スライドアームを左右に動かせてコイルの巻き数を変えることにより
同調周波数を変化させて受信する放送局を選びます
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このラジオの回路は下の通りです
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アンテナとアースの間の静電容量がコイルとで共振回路を形成します。
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検波器は最初は、感度の優れたゲルマニュームダイオードを使います。
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先ずこのダイオードでコイルの巻き数を変えながら
放送の聞こえる場所を探します。
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場所が決まったらゲルマニュウム検波器を
本物の鉱石に取り替えて
試してみましょう。
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クリスタルレシーバを使うと、音が歪みますので
直流分を流す抵抗が不可欠です。
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部品屋さんで固定抵抗を買ってもいいのですが
ここでは”爪楊枝”を水で濡らして抵抗にしました。
抵抗値は100kΩくらいが適当でしょう。
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放送局がすぐ近くにあると音が酷く歪みますので
そのような時は濡れた爪楊枝に食塩をふりかけましょう
抵抗値が小さくなって音が良くなります。
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コイルの巻き数を変えて、放送を受信できる場所がわかったら
次はゲルマニュームダイオードを外して、鉱石につなぎ変えます
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細い銅線を鉱石の表面に接触させて放送が聞こえる場所を探ります
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ゲルマニュームダイオードの時より
鉱石の方が、音はずっと良くなったのが分かります。
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コイル上のアームをスライドさせて、他の放送局が聞こえるかどうか
探してみましょう。
音が大きくならない時は、アンテナやアースを大きくしてみて下さい。
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本物の鉱石検波器はこちら
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鉱石は方鉛鉱、黄鉄鉱、黄銅鉱、などが有名ですが、それ以外でも
検波の働きをする鉱石は沢山あります。
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錆びた鉄と鉛筆の芯でも検波しますので
試して見てください。
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塹壕ラジオへ
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