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*** 鉱石ラジオを作りましょう ***

色々工夫しながら手作りしたラジオから放送が聞こえてきたとき、大きな喜びを味わうことができます。
?!!!ラジオを作ったことの無い方にはきっと喜びの体験になるでしょう!!!?

下は今回製作する鉱石ラジオの回路です
最も単純な回路ですが、丁寧に作れば必ず放送を聴くことが出来ます
鉱石ラジオ用受話器の基本はマグネチックレシーバ(直流抵抗2000オーム)ですが、代用品としてクリスタルレシーバでもOKです。
但し、クリスタルレシーバは直流を通さず音が歪みますので、50KΩ程度の抵抗器を並列に接続します。
鉱石ラジオを聞くキティーちゃん
鉱石受信機の基本的な回路
コイルを大きくしてスライド式にすれば可変コンデンサは必要ありません

鉱石受信機の基本的な回路
検波器にカーボランダムを使った場合

カーボランダム検波器にはバイアス電位が必要です。

検波器にカーボランダムを使った場合
今回製作する鉱石受信機の回路
選局を容易にするために可変コンデンサを使います
材料は!!!牛乳パック、アルミホイル、サランラップ、セロテープ!!!
今回製作する鉱石受信機の回路
今回製作する鉱石受信機の回路2
(電波が強くて音が不明瞭になる場合は抵抗値を10kΩにする)
最も一般的なさぐり式鉱石検波器で、鉱石には方鉛鉱又は黄鉄鉱を使います
一般的なさぐり式鉱石検波器
同じくさぐり式鉱石検波器ですが、鉱石にはカーボランダムを使っています
高純度のカーボランダム結晶は透明度が高くなり、検波器として利用できますが
感度良く受信するためには0.5ボルト程度のバイアス電位を加える必要があります
一般的なさぐり式鉱石検波器2

2種類の鉱石を組み合わせて検波器を作ると安定度の高いものが出来ます。 下は自作の鉱石検波器の例で、左が方鉛鉱、右が紅亜鉛鉱の組み合わせです
自作の鉱石検波器の例
左が方鉛鉱、右が紅亜鉛鉱
カミソリの刃と鉛筆の芯で作る検波器
カミソリの刃と鉛筆の芯で作る検波器
固定式の検波器

筒の中には鉱石(方鉛鉱又は黄鉄鉱)と押えスプリングが封入されています
固定式の検波器
最も高感度な検波器ができる方鉛鉱
最も高感度な検波器ができる方鉛鉱
方鉛鉱の次によく使われる黄鉄鉱
方鉛鉱の次によく使われる黄鉄鉱
数十円で購入できるゲルマニュームダイオード
構造は点接触式の鉱石検波器と同じです。
鉱石ラジオが出来たら、これで放送を受信しておき、その後で色々な検波器を試すと良いでしょう
ゲルマニュームダイオード
方鉛鉱と組み合わせると安定度抜群の検波器ができる紅亜鉛鉱
検波器ができる紅亜鉛鉱
安価で容易に入手できるクリスタルレシ^バ
クリスタルレシ^バ
ハイインピーダンスのマグネチックレシーバ(直流抵抗は2kΩ)
マグネチックレシーバ

乾燥させた牛乳パックで作る鉱石ラジオを紹介します。
ラジオ少年の工作として興味を引くように身近な材料を使いました。
紙は水分をよく吸収するので、電機部品としては適しませんが、牛乳パックは防水加工しているので、けっこう使えるようです。
牛乳の空きパック
牛乳の空きパックを数個、良く乾燥させます。
主な材料
牛乳パック 数個
アルミホイル 少々
サランラップ 少々
0.3〜0.5φ程度のエナメル腺
クリップコード 数本
レシーバ
検波器用の鉱石
牛乳の空きパック
一辺と3辺に切り離します。
折り畳んでアルミホイル
折り畳んでアルミホイルを巻きつけ
ホイルに巻きつけ
エナメル腺の皮膜を紙やすりで磨きアルミホイルに巻きつけます。
可変コンデンサの出来あがり
サランラップでアルミホイルを絶縁し、差し込めば可変コンデンサの出来あがりです。
3枚を折り畳むとき、中に紙をはさんで少し膨らみを持たせるのが操作し易いコンデンサ製作の秘訣。
コイルの巻き枠
箱の一辺を切り取り、奇数の切れこみを入れてコイルの巻き枠とします。
コイル巻き方
腺は二つとびに渡っていきます
タップ切れこみ
4周毎に元の位置に戻りますのでタップを出しておきます。
全部で50回程巻けば終わりです。
タップの根元処理
根元は皮膜を磨いて撚り合わせるか
ハンダ付けします。
コイル完成
タップは出来るだけ短くすること
完成品
配線はクリップコードで接続します。
電波の弱い地域では、最初ゲルマニュームダイオードで放送を受信し、感度最大の位置をさぐり当てた後に鉱石検波器に接続を変更して感度最大のポイントを探り当てると苦労が少ないでしょう。
リッツ腺
感度の良いコイルをつくるにはこのように沢山の細いエナメル線を束ねたアンテナコイル用の”リッツ腺”を使いますが今回は直径0.3〜0.5mmφ程度の単線を使いました。