Topへ戻る
目次に戻る

バッテリーセットの電源接続

バッテリー式のラジオを実際に動作させるためには、電源をつなぐ必要があります。
昔の形を復元するためには、鉛蓄電池や高圧の乾電池が必要ですが
現実的なやりかたとしてはバッテリーと同じ電圧を供給する電源装置を作って使用します。

実際の電源接続をクロスレー3R3を例に説明します。
バッテリー充電機のページへ
vintage radio の電源接続

右に見えるのが自作のバッテリー代用電源です。
crosley model3R3

セットの上蓋を開くとバッテリー、スピーカ、アンテナの接続用端子が並んでいます。
crosley model3R3 俯瞰

スピーカを鳴らすための電源は高圧で、120ボルトのセットもあります。
crosley model3R3 電源端子01

”C”電源とは、真空管の動作点を最適にするためのもので、電流は消費しませんので実際の乾電池を使っても
長期間取替えの必要はありません。
音は悪くなりますが、省略しても、セットは動作します
”C”電池を省略する場合は”C+”と”C-”端子を短絡します。
crosley model3R3 電源端子02

crosley model3R3 電源端子03

共通する端子は、配線の数を少なくするため内部で接続されています。
crosley model3R3 電源端子04

アンテナ端子が二つあるのは電波の強さ(弱さ)によって使い分けるためです。
このセットに”アース”端子はありませんが、電波が弱い場合には”C+,A-”端子に接続します。
crosley model3R3 アンテナ端子

検波用の電圧は、22.5ボルトから45ボルトくらいです。
crosley model3R3 検波用電源端子

必要とする電圧は、ラジオセットの種類によって違いますので、多くのセットに対応出来る様に端子を出しています。
crosley model3R3用電源

念の為に全体の回路図を載せておきます
crosley model3R3 回路