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Radiola26 の全体像
バッテリーや乾電池で動作する6球スーパーヘテロダイン受信機です。

前蓋を開くと、アンテナが回転できるようになるので、感度の良くなるように放送局の方向に向けます

下の箱はバッテリーの収納ケースですが、アンテナのマッチング回路も入っていますので、家庭に据え付けて聞く場合は、大型のアンテナを使用できます。

上側の受信機部分にも乾電池が収納できますので分離してポータブルラジオにもなります。
点線で囲まれた部分の回路は、”カタコンブ”(棺桶)と名付けられたブリキ缶内に収納されています。

電源スイッチは無く、フィラメントの明るさを調整するボリュ−ムを左側にまわし切るとフィラメントが消えて電源がOFFの状態になります。

使用真空管は、全て
”UV-199"です。
下側の箱を開くと、据え付け用のバッテリー収納スペースの中央に、屋外アンテナマッチング用の同調回路が見えます。
カタコンブと真空管の外観

奥の方に見えるのが、バリコンです。

内臓されたスピーカ

右端の丸い部分が駆動部で、音の通り道が長くなるようにパイプがぐるっと1回廻っています。


回路図の表示