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京都の東寺で毎月21日に開催される”弘法市”は、古い物を愛好する人々にとっては、珍しい物に出会える絶好の機会です。
そこで見つけたのが、この”組み立てキット”だったと思われるラジオでした。


あまり上手なハンダ付けではありませんでしたので、あちらこちら外れていたのを修復しました。
一応 ”3ペン” (”並3”が3極管の3球セットなのに対し5(ペンタ)極管の3球セット) ですが
このような構造ですと配線を無駄に長く延ばすことになるので、感度はいまいちでした。



上に付いているスピーカは、戦時中〜敗戦直後の物資不足時代に作られた”紙製”のフレームです。
放送局型のラジオも当初は鉄製のフレームでしたが、物資不足が深刻化すると、このような物に変わって行きました。

紙を硫黄を含む接着剤? で固めたようで、ハンダゴテで焼くと、硫黄の匂いがします。

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