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1904年 明治37年の出来事

”フレミングバルブ(フレミングの弁)”


エジソン電灯会社の技師であったフレミングは”エジソン効果”について様々の実験を行い
その結果を学会で発表していました。

1900年代になってから電波による通信の実用化が始まりましたが、
高周波の検波にこの2極真空管が使えるのではないか!と思いつき、
1904年11月に特許を申請したのが”フレミングバルブ”です。

2極真空管は電圧の向きによって電流を通したり止めたりするので、”バルブ(弁)”の名前が付きました。

フレミングバルブの例

初期のフレミング2極真空管の例

放送受信回路
フレミングバルブの検波回路

フレミングの2極真空管を使った放送受信回路の代表例です

参考文献
  • オーム社、電子管の歴史
  • Keith R Thrower 著
    History of the British Radio Valve to 1940

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