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昭和28年7月、朝鮮戦争は休戦となり、一応の平和が到来。
テレビジョンの本放送は始まっていましたが、サラリーマンに手の届く値段ではなく、
ラジオは一家団欒の主役でした。

”神武景気”が始まるのは翌年の昭和29年からです。


この年、白米10kgの値段は 680.- 銭湯の入浴料は 15.- 
(週刊朝日編 値段の風俗史による)
だったそうですから、当時の真空管式ラジオが高級な電気製品だったことが伺えます。

蛇足を一つ、広告では”6球スーパー”と表現されているラジオは”マジックアイを1球にカウントしたもので、
正しくは? マジックアイをカウントせずに ”5球スーパー” です


ナショナル 昭和28年度の新製品
BL-225型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
BX-110型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
BL-625型 6球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
DL-305型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
PS-54型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
PS-53型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
PS-71型 5球スーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
BX-210 高周波増幅付きスーパーラジオ


ナショナル 昭和28年度の新製品
BX-710型 5球スーパーラジオ


サンヨー 昭和28年度の新製品
SS-148型 5球スーパーラジオ


サンヨー 昭和28年度の新製品
SS-248型 5球スーパーラジオ


サンヨー 昭和28年度の新製品
SS-38型 5球スーパーラジオ


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